小さな子どもが一緒に歌える生活習慣の歌を作るなら、短くして、動作を表す一行を繰り返し、子どもの名前を入れるのがコツです。ひとつの習慣をテーマに短いヴァース2つとサビを書き、明るく弾むスタイルを指定してカスタムモードで生成し、きれいに終わるテイクを残します。このガイドではRaoMusicを使います。RaoMusicではSuno v6の生成1回が30クレジットで、2テイクが返ってきます。サンプルはすべて同じ歯みがきの歌で、3通りの歌い方と伴奏1つを用意しました。
最終確認日:2026年11月1日
サンプルはどうやって作ったか
すべての音声は2026年11月1日にRaoMusicのSuno v6で作成し、設定ごとに1回ずつ生成しました。テーマは4歳の子ども Leo(サンプルの名前)のための歯みがきの歌です。2回はカスタムモードで、同じ歌詞を使い、ボーカルの指定だけを変えました。1回はシンプルモードで1文の説明だけを書き、新しい歌詞を書かせました。2回はインストゥルメンタルモードで伴奏づくりを試し、歌入りのテイク1つはボーカル除去にかけました。各音声の下にある短い試聴メモは、そのファイルがどう聞こえるかを書いたものです。再生してご自身でも判断してください。歌詞全文と設定は記事の最後にあります。
ステップ1:子どもの歌は何をテーマにする?
1曲には、子どもがすでにしていること、または練習中のことをひとつだけ担当させます。うまくいきやすいのは次の3種類です。
- 生活習慣の歌:歯みがき、おもちゃの片付け、靴をはく。歌詞がそのとき子どもがしていることを描くので、歌そのものが手順の説明になります。
- 学びの歌:数かぞえ、色、曜日、外国語の単語いくつか。覚えたいことをサビのたびに繰り返します。
- 名前の歌:ひとりの子どものための、その子に向けて歌う歌。誕生日バージョンなら、誕生日ソングのガイドで名前をはっきり歌わせる方法を解説しています。
1曲につきテーマはひとつ。歯をみがいて、10まで数えて、誕生日もお祝いする歌だと、子どもの記憶に残る一行がなくなってしまいます。
ステップ2:子どもが一緒に歌える歌詞の書き方
- 短い行で、手拍子できるリズムに。サンプルのサビはどの行も5〜7音節です。
- サビに動作の一行を入れ、一字一句そのまま繰り返す。「Brush, brush, brush your teeth」(みがこう、みがこう、歯をみがこう)が2回のサビの頭にあるので、2回目には子どもが一緒に歌えます。
- 手順を順番どおりに。前歯、奥歯、舌、ぺっと出してうがい。数かぞえ(「one, two, three」)でも、一歩ずつ進んでいく感じが出せます。
- 名前は最初と最後に。Leo は最初の行と最後の行に入っています。名前の発音がおかしいときは、聞こえ方どおりのつづりに直して生成し直しましょう。
- ヴァース2つとサビ2つ。この歌詞では、歌入りのテイクはどれも1分前後になりました。
各パートには [Verse 1]、[Chorus]、[Outro] などのタグを付け、[Outro] と [End] で終わりを指示すると、だらだら続かずにきちんと終わります。タグや書式については自分の歌詞でAIソングを作る方法で詳しく解説しています。
ステップ3:スタイルには何を書く?
「スタイル」欄で曲のサウンドが決まります。小さな子どもが一緒に歌う歌なら、次の4つを書きましょう。
- テンポ:弾むような、歩くくらいの速さ。サンプルは110 BPMです。
- 雰囲気:「major key」(長調)、「bright」(明るい)、「simple and catchy」(シンプルで覚えやすい)。
- 楽器:ウクレレ、鉄琴(グロッケンシュピール)、手拍子など軽い楽器を2〜3種類、それに「light bouncy drums」(軽く弾むドラム)。
- 歌声:「bright friendly female vocal with clear diction」(明るく親しみやすい、発音のはっきりした女性ボーカル)にすると、どの言葉も聞き取りやすくなります。
「ボーカル性別」の選択肢は男性と女性だけです。子どもらしい声にしたいときは、代わりに「スタイル」で指定します。ただし声はテイクごとに変わることがあります。「children's choir」(児童合唱)と書いたスタイルでは、2テイクとも子どもらしい歌声になりましたが、指定どおりとは言えない形でした(下で両方試聴できます)。
ステップ4:RaoMusicで生成する手順
- 作成ページを開いてカスタムタブに切り替え、モデルメニューでSuno v6を選びます。Suno v6はサブスクリプションが必要です。Suno v6 WildとSuno v6 Miniは不要です。
- 歌詞を歌詞欄に、スタイルの文をスタイル欄に貼り付けます。
- 詳細設定を開き、ボーカル性別を女性または男性にします。「スタイル」で子どもの声を指定した場合は、ここは未設定のままにします。
- 長さは自動のままにして、曲の長さを歌詞に合わせます。
- 生成をクリックします。

歌詞を書く準備ができていないなら、シンプルに切り替えて、子どもの名前、年齢、習慣を入れた1文で曲を説明しましょう。新しい歌詞が書かれるので、手順があなたの考えたものと違う場合があります(下のサンプル参照)。
各設定の結果は次のとおりです。
歯みがきの歌はどう仕上がった?
| 設定 | 長さ | 結果 |
|---|---|---|
| カスタム、スタイルで女性ボーカルを指定 | 1:06と0:51 | 女性ボーカルがクリア。2テイク目はアウトロの途中で止まる |
| カスタム、スタイルで「children's choir」を指定 | 0:58と1:13 | 子どもらしいソロの声。2テイク目はサビで合唱が加わる |
| シンプル、1文の説明 | 1:03と1:01 | Leo の朝の習慣について新しい歌詞が書かれた |
女性ボーカル
Suno v6 · カスタム · ボーカル性別:女性 · スタイルで女性ボーカルを指定
テイク1
テイク2
試聴メモ:どちらも明るく弾む歌いやすい曲で、女性ボーカルははっきりしており、鉄琴と手拍子は指定どおりのテンポ、「Leo」もよく聞き取れます。2テイク目はアウトロの途中で切れてしまうので、1テイク目を使うか、家で流す前に曲メニューのクリップから2テイク目にフェードアウトを付けましょう。
児童合唱
Suno v6 · カスタム · ボーカル性別は未設定 · スタイルで「children's choir singing every line in unison」(全行を児童合唱がユニゾンで歌う)を指定
テイク1
テイク2
試聴メモ:どちらのテイクも、スタイルで頼んだ全編ユニゾンの合唱にはなっていません。1テイク目は最初から最後まで子どもらしいリードボーカルひとり。2テイク目はヴァースが子どもらしいソロで、サビで児童合唱が入ります。サビに合唱がほしいなら2テイク目、全編ひとりの歌声がよければ1テイク目を選びましょう。
シンプルモード:歌詞もおまかせ
Suno v6 · シンプル · 説明のみ
テイク1
テイク2
試聴メモ:どちらも Leo が朝に歯をみがく様子を歌った、楽しい未就学児向けの歌で、歌詞は自動生成です(2テイク目のタイトルは「Morning Smile for Leo」でした)。AIが選ぶ歯みがきの手順はあなたのものと違うことがあるので、子どもの習慣の歌として使う前に、生成された歌詞を確認してください。
一緒に歌える伴奏の作り方
子どもやクラスと一緒に自分で歌うには、歌声のない音楽が必要です。うまくいったのは、先に歌入りの曲を作ってからボーカルを取り除く方法でした。インストゥルメンタルモードのほうが手っ取り早そうに見えますが、後半で紹介する4つのインストテイクはどれも歌い手が入る余地を残していませんでした。
歌入りの曲からボーカルを取り除く
ボーカル除去を開き、ライブラリから曲を選んで、伴奏トラックを残します。あなたの歌詞で作った曲から作るので、伴奏はすでに覚えたメロディにそのまま沿っています。ボーカル除去は1分あたり5クレジットで、1分未満は切り上げです。そのため1:06のテイクは2分として計算され、10クレジットでした。
ボーカル除去 · 女性ボーカル1テイク目の伴奏
試聴メモ:ウクレレ、鉄琴、手拍子はすべて残っていますが、ボーカルを抜いた部分には位相がずれたようなノイズがはっきりあり、1分あたりでは元の歌声の名残も明らかに聞こえます。家や教室で一緒に歌う分には問題ありません。公開する動画には、元の歌入りテイクを使いましょう。
試し1:メロディ楽器入りのインストゥルメンタル
Suno v6 · カスタム · インストゥルメンタル · スタイルで「glockenspiel melody」(鉄琴のメロディ)を指定
テイク1
テイク2
試聴メモ:1テイク目は最初から最後まで、ウクレレ、手拍子、ドラムの上で鉄琴のメロディが大きく鳴っています。2テイク目はインストゥルメンタルをオンにしていたのに、歌詞のない「la la la」というスキャットが入りました。どちらも歌声の入る隙間がないので、動画のBGMとして使いましょう。
試し2:コードだけを指定したインストゥルメンタル
Suno v6 · カスタム · インストゥルメンタル · スタイルで「ukulele strumming chords and soft piano chords only… no lead melody, no vocals, no humming」(ウクレレのストロークとやわらかいピアノのコードだけ……リードメロディなし、ボーカルなし、ハミングなし)を指定
テイク1
テイク2
試聴メモ:どちらもウクレレ、手拍子、軽いドラムが入っていますが、リードメロディなしと指定したのに、ほとんどの時間でにぎやかなリードメロディ(1テイク目は撥弦楽器、2テイク目はウクレレとベル)が鳴っています。歌詞を歌う人とぶつかってしまうので、一緒に歌う伴奏ではなく動画のBGMとして使いましょう。
子どもの歌をYouTubeに載せてもいい?
RaoMusicで生成した曲には、ロイヤリティフリーの商用利用権が付いているので、動画、授業の課題、SNS投稿に使えます。詳しい条件は商用ライセンスのページをご覧ください。
YouTubeでは、すべての動画で視聴者の設定が必要です。YouTubeヘルプには次のように書かれています(和訳):「お住まいの地域にかかわらず、動画が子ども向けかどうかを申告していただく必要があります。」「子ども向け」に設定した動画では、コメント、通知、パーソナライズド広告が利用できない機能として挙げられています(YouTubeヘルプ、2026年11月1日確認)。
使った歌詞と設定
カスタムモード2回分の歌詞(Leo はサンプルの名前です。お子さんの名前に置き換えてください):
[Verse 1]
Good morning, Leo, look, the sun is high
Grab your little toothbrush, wave the night goodbye
Squeeze a little toothpaste, open nice and wide
Brush the front and brush the back and brush from side to side
[Chorus]
Brush, brush, brush your teeth
Up on top and down beneath
Little circles, one, two, three
Brush your teeth along with me
[Verse 2]
Front teeth, front teeth, make them shine
Back teeth, back teeth, take your time
Tickle your tongue and say "Ahh"
Spit and rinse and shout "Ta-da!"
[Chorus]
Brush, brush, brush your teeth
Up on top and down beneath
Little circles, one, two, three
Brush your teeth along with me
[Outro]
Sparkle, sparkle, Leo, what a smile!
[End]
設定(すべてSuno v6、長さは自動):
- 女性ボーカル:カスタム、タイトル「Brush Your Teeth With Me」、ボーカル性別:女性、スタイル:"upbeat preschool children's song, sing-along, bright friendly female vocal with clear diction, ukulele, glockenspiel, hand claps, light bouncy drums, major key, 110 bpm, simple and catchy"
- 児童合唱:カスタム、同じ歌詞、ボーカル性別は未設定、スタイル:"upbeat preschool children's song, sing-along, children's choir singing every line in unison, ukulele, glockenspiel, hand claps, light bouncy drums, major key, 110 bpm, simple and catchy"
- シンプル:曲の説明:"a short, fun song for a 4-year-old named Leo about brushing his teeth in the morning, upbeat preschool sing-along"
- 伴奏の1回目:カスタム、インストゥルメンタル、スタイル:"upbeat preschool children's song backing track, ukulele, glockenspiel melody, hand claps, light bouncy drums, major key, 110 bpm, simple and catchy"
- 伴奏の2回目:カスタム、インストゥルメンタル、スタイル:"simple sing-along backing track for a preschool class, ukulele strumming chords and soft piano chords only, gentle hand claps, light drums, no lead melody, no vocals, no humming, leave room for a singer, major key, 110 bpm"
よくある質問
はい。その言語で歌詞を書いてカスタムモードに貼り付けます。使う前に、子どもの名前と大事な言葉が正しく歌われているか聴いて確認してください。
はい、ペルソナを使えばできます(サブスクリプションが必要です)。完成した曲のメニューからペルソナを作成すると、その曲のボーカルとスタイルが保存され、カスタムモードで任意のRaoまたはSunoモデルと組み合わせて使えます。
「詳細設定」で「長さ」を「カスタム」にし、10〜360秒の範囲で長さを選びます。この設定には、歌詞が短いと曲が早めに終わる場合があるという注意書きがあります。そのため、ヴァースやインストの間奏を足すか、完成した曲に「延長」を使ってください。
手順は同じですが、スタイルは逆方向にします。ゆっくり、静かに、ドラムなしで。詳しくはAIで子守唄を作るガイドをご覧ください。
RaoMusicの利用規約では、サービスを利用するには18歳以上であるか、親または法定後見人の同意を得ている必要があると定めています。一緒に作れば、子どもが聴く前に歌詞を確認することもできます。
